【靴革の種類とおすすめ商品】牛革?羊革?ステアってなに・・・

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皆さま突然ですが

革の種類、いくつご存知ですか??

そもそも、革のことを考えたことはありますでしょうか・・・

靴には色々な種類の革が使用されていますが、

普段それほど気にしない方がほとんどだと思います。

実は、革によって特徴が全然違うんです!

知っておくと、これから靴を買うときに役立つかもしれません。

そこで!

今日は革についてのお話と、革別でラボキゴシ商品の紹介をさせていただこうと思います♪

1.革について

そもそも革は、最初から「革」ではありません。

・・・どういうこと?

と思いますよね。

まず、”タンナー”と呼ばれる職業があります。

タンナーさんは、「皮」を「革」にする仕事をする方たちのことを言います。

つまり革は最初、皮なんです。

動物から頂いたままの状態を皮といい、

タンナーさんが手を加えて製品になったものを革といいます。

2.革の種類

主に

・牛革 ・馬革 ・豚革 ・羊革 ・山羊革

 等が、靴に使用されます。

この中でも、ラボキゴシが特に多く扱っているのは

牛革羊革山羊革の3つです。

この3つについて詳しく見ていきましょう。

2-1.牛革

牛革は、ほとんどの革製品で使用されていると言っていいほど

世界で最も一般的な革なのです。

食用として安定した供給があり、流通量が多いことがその理由として挙げられます。

そして、牛革はとても扱いやすく加工しやすいのが特徴です。

牛革のなかでも、

加工の仕方や牛の若さなどによって、さらに様々な種類に分けられます。

ラボキゴシで主に扱う種類は

・カーフ

・キップ

・ステア

     の3つです。

2-1a.カーフ

カーフは、牛革のなかで最も上質な革とされています。

生後6ヶ月以内の子牛の革で、とても柔らかく、きめ細かいのが特徴です。

最上級の革で希少価値が高いため、高価格かつ手に入りにくいものとなっております。

靴で使用されていますと、とても肌触りが良く馴染みやすい反面

革が伸びやすいというのが少し難しい点でもあります。

カーフの場合にはお店の方とも相談して、サイズをご検討されるといいかもしれません。

カーフは、履けば履くほど艶が出て

素敵な靴になりますので、ぜひ一足は持っておきたいですね◎

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2-1b.キップ

キップは、生後6ヶ月から2年ほどの牛の革のことをいいます。

つまり、子牛と成牛の間の牛です。

カーフの次に柔らかく、キメ細かい素材で

やや厚手なので、耐久性はカーフよりも高くなっております。

柔らかすぎないので、すぐ緩くなる心配もあまりなく

選びやすいのではないでしょうか。

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2-1c.ステア

ステアは、2年以上経過した雄牛(去勢した)の革です。

成牛ですので、カーフやキップと比べても、とても丈夫な革となっています。

そして、ステアは流通量が多いので

牛革の中で最も一般的に使用されています。

ラボキゴシの靴も、ステアで作られているものが一番多いです。

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2-2.羊革

羊革は他の革と比べて、なめらかさが違います。

表面のなめらかさから、手触りがとっても良く

肌に吸いつくようなフィット感があるので、身に着けているときの心地よさは抜群です。

他の革よりも傷がつきやすい特徴もありますが

お手入れや、修理をしていただければ心配ありません。

そんな羊革も種類があり、大きく分けて2種類になります。

・ラム

・シープ

それでは詳しく見ていきましょう。

2-2a.ラム

ラム革は生後1年未満の仔羊の革です。

生後1年未満の仔羊は皮膚がきめ細かく、しっとり感があります。

子供の革はサイズが取れないので

希少で高価なものとして取引されます。

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2-2b.シープ

シープ革は、生後1年以上の羊の革です。

ラム革よりも、大人の羊なので強度が少し高くなります。

また、キメは少し荒くなりますが

大人の牛革ステアと比べると、やはりなめらかさが目立ちます。

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2-3.山羊革

山羊革の特徴は、薄くて軽いのに丈夫、さらに肌触りが柔らかいところです。

表面にシボと呼ばれる小さなシワがあり、これにより摩擦にも強い革となっております。

耐久性としては

ヒツジ<ヤギ です。

さて、山羊革も種類があります。

それは

・キッド

・ゴード

2-3a.キッド

キッドは、子ヤギの革のことです。

キメ細かく柔らかい肌触りが特徴です。

また、生産量が限られていることから希少性も高く高級素材として扱われます。

2-3b.ゴード(ゴート)

ゴードとは大人の山羊(生後6ヶ月以上経過)の革のことです。

柔らかく、しなやかな肌触りが特徴です。

★ゴードのラボキゴシ商品はこちら

4.まとめ

いかがでしょうか。

革の種類に、革別商品。

お役に立てましたでしょうか??


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