足のストレスゼロ!快適なブーツの選び方|フィッティングで注意するポイント

| ブーツ・ブーティ

1 フィッティングの際に気を付けるポイント

足のアップ

デザインに一目ぼれして、衝動買いしてしまった靴ってありませんか?
よくフィッティングしたつもりだったのに、実際に外で履いてみたらまさかの靴擦れ。
だんだんと履く機会が減っていってしまう…なんて経験をお持ちの方も多いかと思います。
パンプスだったらある程度は諦めもつくけれど、ブーツは高額ですからなかなか後悔が収まらないですよね。
今回は足へのストレスを感じさせない、快適なブーツの選び方のポイントをお伝えいたします!

1.1 足先には1.0~1.5cmのゆとり

ブーツの試着、しっかりされていますか?
パンプスと違って脱げにくいため、多少大きくても大丈夫だと思っている方を時折お見掛けします。
しかし、ブーツこそ適切なサイズ選びが重要なんです!

靴を履いたとき、つま先と靴の間にできる空間のことを「捨て寸」といいます。
理想は、捨て寸が1.0~1.5cm程度あるサイズ感です。
サンダルやパンプスと違って、ブーツのフィッティグでは足先の様子がなかなか分かりづらいものです。
ブーツの外側から足先を触ってみたり、自分で足の指を動かしながらしっかりと余裕があるか確かめてみるようにしましょう。

1.2 パンプスのサイズ=ブーツのサイズとは限らない

パンプスを履いた女性の脚
普段履かれているパンプスのサイズが、そのままブーツのサイズと同じだとは限りません!靴は、製作する際に使用する木型の種類や、足先のデザインによってもサイズ感が大きく変わってきます。ブーツの場合は、はじめはほんの少しの違和感だったのに後々大きな不快に繋がるなんてことがあります。革で足が覆われる面積が広いからです。ご自身の靴のサイズを一つだと決めつけず、前後のサイズも念頭において試着をしてみるのがおすすめです。

デザインで気を付ける大きなポイントとしては、つま先の形。
足先が細めのデザインは、指が動きづらくなる分サイズが小さく感じてしまうことがあります。ポインテッドトゥのブーツを選ぶ際には、通常よりも少し大きめのサイズも試すようにしましょう。
足先が丸いタイプやスクエアのものは、比較的足先にゆとりを感じやすいです。
通常サイズに近いものをお試しされるのをおすすめします。

1.3 フィッティングをする時間帯は17時から20時で

フィッティングする時間帯には注意が必要です。
冬は特に足のむくみが気になる方が多いかと思います。
足をより広い面積で覆うブーツの場合は、むくみによるサイズ感の違いがより顕著です。個人差はもちろんありますが、朝と夕方では足のサイズで8~20mm、足の幅は10~25mmほど違ってくると言われています。フィッティングにおすすめの時間帯は17時~20時ごろ。一番むくみの強い時間帯を選んで、一度ご試着してみてください!

1.4 筒回りのサイズ感

筒回りは、指1本分が余裕で入るくらいが理想です。
パンツをインで履かれることが多い方も、パンツを入れた状態から指1本が入るかどうか確かめてみてください。あまりジャストすぎるものを選ぶと、夕方のむくんだ時間帯に足を圧迫してしまい、より状態を悪化させてしまう恐れがあります。

1.5 踝やひざの当たりに注意

踝が革に当ってしまう状態だと、のちのち痛みを伴うようになってしまいます。
ショートブーツの場合には、筒先が踝に当っていないかをチェックしましょう。
足の形によって、踝の位置も人それぞれ違います。
当たりが気になるような場合は、ワンサイズ上のものを試し、中じきなどで調節するという手段も検討してみてください。
膝や膝裏にあたりがないかどうかの確認も重要です。
膝に筒先が触れてしまっては歩きづらいですよね。
しっかり試着の際に歩いてみて、確認してみるようにしましょう。

1.6 甲の幅

親指側と小指側、それぞれに痛みがないかを必ず確認しましょう。
甲を覆う面積が広い分、ブーツだとどうしても圧迫感を感じがち。
どちらか当たるような場合は、サイズを上げる、もしくは違うデザインのものもお試しされることをおすすめします。

1.7 実際に歩いてみる

街頭で歩く女性の足

お店の中をとにかくぐるぐると歩いてみてください!
実際に履いた状態で、出来るだけ長い距離を歩いてみることをおすすめします。
3~4歩程度では、実際の感覚はなかなかつかめないものです。
しっかりフィッティングをしたつもりでも、のちのち靴擦れを起こしてしまったという場合、歩く距離が短すぎたのかもしれません。私にも経験があります…
店員さんに気兼ねすることなく、店舗内をぐるぐる!絶対におすすめです。

 2 まとめ

スニーカーを履いた女性の足

いかがでしょうか。
ブーツはなかなか高価なお買い物ですよね。
しっかりとご試着され、正しい基準を持って選ばれることをおすすめします!
長い間連れ添うことができる最良のブーツを、皆さまが選ぶことができますように!

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 【コンシェルジュのfootnote(脚注)】

コンシェルジュ

皆さま、ジョッキーブーツを履かれたことはありますか?
中には乗馬をされるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
乗馬スタイルのブーツは全くファスナーがなく、ゴムも施されておらず、とにかく着脱がしにくいんです。
足が蒸れているようなときには、特に滑りにくくて脱げない!
こむら返りを起こしてしまうことも稀ではありません。

今でこそ、ファスナー付きのブーツが主流となりつつありますが
もともとヨーロッパから輸入されてきたブーツには、全くファスナーが施されていなかったそうです!
世界で初めてブーツにファスナーを付けたのが日本のブランド。その後、ファスナー付きのブーツがヨーロッパに逆輸入されていったというから驚きですよね!!


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