干支の話になりますが
2020年は子年(ねずみどし)でしたね。
ということは・・・・・・・そうです!
2021年は丑年(うしどし)ですね。
丑年として2021年が始まるわけですが
革製品でよく使用されるものといえば、牛!!牛革です。
靴にもよく使用されています。
今回は牛革の説明と、牛革を使用した商品のご紹介をしたいと思います。
1.天然素材の良さ
ラボキゴシの靴は牛、羊、山羊など本革を使用しています。
このような、自然のものからできた素材を天然素材といいます。
本革は人間の肌のように、皺やムラ感の違いなど
それぞれに個性があり、履けば履くほど味が出てくるのが良いところです。
皺のキメ細かさ、粗さ
皺の凹凸による染色のムラ
などなど、その動物たちの生きた証が目に見えます。
工業製品のように、すべてが整っているのも綺麗ですが
天然素材は、そのとき出会った革と全く同じ表情のものを手に入れることはできません。
世界でたった1つの存在なのです。
大きく言いすぎましたが
それほど天然素材は、選ぶ楽しさや履いて育てる楽しさがたくさんあります。
革製品の一期一会をぜひ体験してみてください。
2.牛革の種類(カーフ、キップ、ステア)
本革として使用されるなかで最も一般的なのが
牛革です!
食糧として供給量が安定していることが理由の一つです。
そんな牛革ですが、いくつか種類があります。
カーフ、キップ、ステアの3種類です。
これらは、若さで分けられています。
カーフが一番若く、生後6か月以内の子牛の革で
キップが次に若い、子牛と成牛の間の生後6か月から2年ほどの牛の革、
ステアがこの中で一番年齢の高い、生後2年以上経過した成牛の革です。
それぞれの違いとして
やはり人間の肌と同じで、年齢によってキメ細かさや、艶感が違います。
それにより、肌触りや柔らかさも変わってくるのです。
【カーフ】
牛革で最も上質な革とされていてキメが一番細かく、なめらかで柔らかさがダントツです。
最も上質ということもあり、お値段も高価になってきます。
【キップ】
キメやなめらかさはカーフにやや劣りますが
柔らかく伸びやすいカーフに比べて、耐久性が高くなります。
【ステア】
牛革で最も一般的に使用されています。
子牛に比べ、体が大きいので革として使用できる部分が多いのです。
最も一般的ということで、カーフに比べてお値段も少し下がります。
キメが一番荒くはなりますが、表情がわかりやすく、味も出やすいのではないかと思います。
またカーフ、キップよりも耐久性に優れ、丈夫な革です。
3.皮から革へ
先ほどご紹介した、カーフ、キップ、ステアですが
そう呼ばれるまでの過程があります。
まず、子牛や成牛の状態では革ではなく皮です。
皮から革にしていく過程には
タンナーさんという鞣し(なめし)加工職人の存在が不可欠です。
世界最高水準の品質とされているイタリアンレザーというものがあり
なかでもINCAS(インカス)社はベジタブルタンナーでNO.1
ベジタブルタンナーとは植物性タンニン(植物の中に含まれるポリフェノール化合物の一種)のみで鞣すことをいいます。
ベジタブルタンニンレザーは革の王様と呼ばれ
薬品を一切使わない天然素材なのです。
INCAS社は世界的ブランドにも革を供給しています。
タンナーさんによってもまた味が変わってくる革はとても奥深いですね・・。
4.ラボキゴシ牛革商品おすすめ5選
さて、革についての説明をサーっとしてきました。
いかがでしたか?
革についてさらに興味をお持ちいただけたでしょうか。
いよいよ、ラボキゴシの牛革を使用した商品おすすめ5選をご紹介していきます。
4-1.ラボキゴシ RABOKIGOSHI SAYA サヤ 50853 RBR レッドブラウン〔ステア〕
【斜めラインのファスナー付きブーツ】
外サイドに斜めに入ったファスナーがポイントのショートブーツです。
大きく開き、足入れがしやすい。
ファスナーを閉めれば、緩くもきつくもなく
しっかりと包み込んでくれるのでフィット感抜群。
こちらは”ステア”(牛革)を使用しています。
厚めの丈夫な革ですが、しなやかさもあります。
足先は広めでゆったりと履いていただけます。
厚底なので足も疲れにくい◎
インソールのクッションが良いので、歩行中の衝撃を和らげてくれます。
ステアならではの、皺の表情をぜひ注目してみてください。
ブラウン系は、今季大人気です。
足元に明るいカラーを取り入れて、寒い冬も気分を明るくしましょう!
4-2.ラボキゴシ RABOKIGOSHI SAYA サヤ 50710 DBR ダークブラウン〔キップ〕
【太めヒールのショートブーツ】
シンプルなデザインで、どんなシーンでも履いていただける一足です。
”キップ”(牛革)を使用していて
キメや滑らかさにより、上品な艶感があります。
革はやや厚めでしっかりとしつつ、しなやかさもあります。
ファスナーは、斜めに大きく開くので足入れがしやすいです。
パンツでも、スカートでも相性抜群◎
太めで、存在感のあるヒールは後ろ姿も印象付けること間違いなし!
太めのヒールは、安定感もあるので歩きやすいです。
足先が広めなので、ゆったりと履いていただけます。
4-3.ラボキゴシ RABOKIGOSHI SAYA サヤ 50695 B ブラック〔キップ〕
【ルーズフィットブーツ】
ルーズフィットなので締め付け感がなく、
ゆったりと履いていただけるハーフ丈のブーツです。
とてもシンプルな見た目なので
どんなコーディネートにも、どんな場面にも履きやすい!
足先は細めなので、ルーズさと絶妙なバランスです。
”キップ”(牛革)を使用しているので
革が柔らかく、肌馴染み良いので足の形に添ってくれます。
こちらも綺麗な艶があり、上品な足元に◎
内サイドにファスナーがついていて、足入れもしやすくなっております。
4-4.ラボキゴシ RABOKIGOSHI works ワークス 12263 GRE グレージュ〔カーフ〕
【バックファスナーショートブーツ】
”カーフ”(牛革)の柔らかさ、しなやかさの魅力が詰まったショートブーツです。
肌触りもよく、足になじみやすいのがポイントです。
バックファスナー付きなので、足入れもしやすい。
シンプルなデザインに、少し高いヒールでキレイめな足元に!
ヒールは太めなので安定感があり、高さを感じさせません。
ソールの前面は天然クレープ底になっており、
滑りにくく、歩行中の衝撃を吸収しふんわりとした履き心地です。
ボトムスは何にでも合いますが、ロングスカートやワイドパンツなど
さらに相性がいいと思います。
グレージュは落ち着いた色で、冬にピッタリなカラーですが
薄めの色なので、春先まで履いていただけます。
4-5.ラボキゴシ RABOKIGOSHI works ワークス 12322 BEG ベージュ〔カーフ〕
【バックストラップパンプス】
ポインテッドトゥで、綺麗なフォルムのバックストラップパンプスです。
バックストラップ付なので、足が抜けたりパカパカする心配はありません。
こちらは”カーフ”(牛革)を使用していて
表面のなめらかさ、肌触り、しなやかさが抜群です。
革が柔らかいので、足に負担がかかりにくく
なじみやすい一足です。
細めのヒールは、綺麗な足元を演出してくれます。
土踏まずの部分に内蔵された厚めのパッドが、足裏の衝撃を和らげます。
パッドのおかげで長時間の歩行も疲れにくい◎
お食事やちょっとしたお出かけ、さらにオフィスコーデにも最適です。
5.まとめ
いかがでしょうか。
2021年、丑年ということで
牛革について書かせていただきました。
牛革だけでもカーフ、キップ、ステアと種類があり
それぞれに特徴と良さがあります。
その良さを感じていただけるラボキゴシ商品5選をご紹介いたしました。
実際に手に取って目で見たり、履いた時に
牛革の良さが伝われば幸いです。
★ラボキゴシ(SAYA works )のお試し履きが出来ます★
履き心地の良いラボキゴシの靴、ぜひお試しください